第1選
深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:SS (93)
ここが良い!
- バックパッカーのバイブルと呼ばれる圧倒的な臨場感
- 当時の香港・マカオの熱気と喧騒が肌に伝わる描写
- 旅の衝動を突き動かす瑞々しい文体
ここが注意!
- 現代の旅行ガイドとしては情報が古すぎる
- 読むと仕事を辞めて旅に出たくなる副作用がある
第2選
表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 (文春文庫)
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:SS (90)
ここが良い!
- 若林正恭氏による、鋭くも優しい独自の観察眼
- キューバの社会システムと日本を対比させる深い洞察
- 笑えるエピソードの中に、生きる苦悩と肯定が詰まっている
ここが注意!
- 単なるタレントの紀行文だと思って読むと、思考の深さに驚く
第3選
幻獣辞典 (河出文庫)
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (80)
ここが良い!
- ボルヘスによる、古今東西の架空の生物を網羅した知の迷宮
- 淡々とした記述が、逆に想像力を強く刺激する
- 一項目が短く、どこからでも読み始められる
ここが注意!
- 物語ではなく「辞典」なので、劇的な展開はない
- 予備知識がないと難解に感じる項目もある
第4選
【駅鉄】鉄下 特急あずさ E353系スーパーあずさ 鉄道靴下
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:B (65)
ここが良い!
- 子供が喜ぶキャッチーな鉄道デザイン
- 靴を履いた時に車両が完成する面白いギミック
- 脱ぎ履きしやすく、日常使いに耐える丈夫さ
ここが注意!
- サイズ展開が主にキッズ向け中心
- フォーマルな場には向かない派手さ
第5選
辺境・近境(新潮文庫)
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (85)
ここが良い!
- 村上春樹氏が、有名な観光地ではなく「辺境」を巡る贅沢な紀行文
- 無人島や讃岐うどん巡りなど、対象の幅広さが面白い
- 独特の比喩表現で、見慣れた景色が異世界に見える
ここが注意!
- 通常の旅行記にあるような利便的な情報はほぼない
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (80)
ここが良い!
- 短時間(10分程度)で終わり、脱落者が出ない親切設計
- 司会者(GM)が不要で、全員がプレイヤーとして参加可能
- 少人数でも人狼ゲームの心理戦が凝縮して楽しめる
ここが注意!
- 通常の人狼に慣れている人には、少し物足りない場合がある
- 一発勝負なので、運の要素も強くなる
第7選
何でも見てやろう 【小田実全集】
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (85)
ここが良い!
- 戦後日本に「世界を見る」という視点を与えた伝説的巨編
- 「貧乏旅行」の概念を確立したエネルギッシュな行動力
- 高度経済成長期の熱気と、著者の強烈な個性が融合している
ここが注意!
- 文章量が非常に多く、読了には相応のエネルギーが必要
- 現代の価値観とは異なる記述も散見される
メモ
失敗しない選び方
- 紀行文を選ぶ際は、「情報」を求めているのか「視点」を求めているのかを明確にしましょう。実用的な旅のヒントが必要なら近年のエッセイやガイド要素の強いものを、自分の価値観を揺さぶりたいなら沢木耕太郎氏や小田実氏のような古典的名著が最適です。また、人狼ゲームや雑貨などのホビー系は、使用する人数や場面(短時間で遊ぶのか、じっくり腰を据えるのか)を想定して選ぶと失敗がありません。
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