第1選
増補 アニメーターズサバイバルキット
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (89)
ここが良い!
- 世界最高峰のアニメーターによる「動き」のバイブル
- 歩き、走り、重力、タイミングなど、物理現象の描き方が網羅されている
- ディズニーの黄金期を支えた技術が手描きの図解で分かりやすく解説されている
ここが注意!
- 辞書並みに厚く、読み切るのに根気が必要
- 海外の古典的なスタイルがベースのため、現代の日本アニメ特有の萌え表現などは少ない
第2選
映像の原則 改訂二版
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (82)
ここが良い!
- アニメ・実写を問わず「映像をどう見せるか」という論理的な演出術が学べる
- 画面構成、アングル、カッティングの意味が言語化されている
- 演出家を目指す人にとっては必読の教科書
ここが注意!
- 理論が中心のため、パラパラめくって楽しむ画集のような要素は少ない
- 内容が非常に濃く、一度読んだだけで理解するのは難しい
第3選
アニメーションの本: 動く絵を描く基礎知識と作画の実際
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (82)
ここが良い!
- 日本の作画技術に特化しており、中割りの入れ方など実務に即している
- アニメーション制作の工程が体系的に理解できる
- 初心者からプロを目指す人まで幅広く対応している
ここが注意!
- 情報が古く感じる箇所があるが、基礎中の基礎としては今も通用する
- 作画そのものの練習が必要なため、読むだけで上手くなるわけではない
第4選
アニメーションの基礎知識大百科 増補改訂版
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (84)
ここが良い!
- 制作現場で使われる専門用語やワークフローが圧倒的なボリュームで解説されている
- デジタル作画や現代の制作体制についてもアップデートされている
- 現場のリアルな知識が詰まっており、業界志望者の辞書として最適
ここが注意!
- 「描き方」よりも「制作の仕組み」に重点が置かれている
- 文章量が多いため、知りたい項目を引く使い方がメインになる
第5選
吉成曜画集 イラストレーション編
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (85)
ここが良い!
- 圧倒的な画力と独特のフォルムセンスを堪能できる
- アニメーターならではの「動きを感じさせる静止画」の極致
- 線の一本一本に意味があることが伝わる高密度のイラスト群
ここが注意!
- 技法書ではないため、具体的な描き方の解説はほとんどない
- あくまで「絵を見る」ための本であり、学習用には模写などの努力が必要
第6選
アニメを仕事に! トリガー流アニメ制作進行読本 (星海社 e-SHINSHO)
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (87)
ここが良い!
- 制作の要である「制作進行」の仕事内容が具体的にイメージできる
- TRIGGERという独特なスタジオの空気感や熱量が伝わってくる
- クリエイターではない視点からアニメ業界の裏側を知ることができる
ここが注意!
- 作画や演出のテクニック本ではない
- 現場の過酷さも描かれているため、憧れだけで読むと圧倒される可能性がある
メモ
失敗しない選び方
- 「動き」そのものを極めたいなら『増補 アニメーターズサバイバルキット』が最もおすすめです。日本の現場で即戦力となる作画の理屈を知りたいなら『アニメーションの本』を選びましょう。演出や画面構成を論理的に学びたい場合は『映像の原則』、業界の仕組みや用語を網羅したいなら『アニメーションの基礎知識大百科』が最適です。また、純粋な画力の向上や刺激を求めるなら『吉成曜画集』、制作現場のリアルな働き方を知りたいなら『トリガー流アニメ制作進行読本』を選ぶと、目的に合致した深い学びが得られます。
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