第1選
定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:SS (91)
ここが良い!
- ヒッチコック自らが全自作を解説する圧倒的な情報量
- 豊富なスチール写真で視覚的に演出の意図が理解できる
- 映画監督同士の対話だからこそ到達できる技術的な深淵
ここが注意!
- 非常に分厚く重いため、持ち運びや読了には気合いが必要
- 絶版や品切れになりやすく、価格が高騰しがち
第2選
SAVE THE CATの法則 SAVE THE CATの法則
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:SS (92)
ここが良い!
- ハリウッド式の物語構成(ブレイク・スナイダー・ビート・シート)が極めて明快
- 「家の中の怪物」「難題に直面した平凡な奴」などジャンル分けが実用的
- 語り口が軽快で、脚本術の入門書として挫折しにくい
ここが注意!
- 構成が定型化されすぎており、芸術性の高い作品には不向きな面もある
- 海外の事例(映画)を知らないとイメージしにくい箇所がある
第3選
映像の原則: ビギナーからプロまでのコンテ主義 (キネ旬ムック)
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (86)
ここが良い!
- 「上手下手」ではなく「伝わるか否か」の映像論理が徹底されている
- イマジナリーラインや上手下手など、演出の基礎を論理的に言語化
- アニメ制作現場の視点も含まれ、実写・アニメ問わず応用可能
ここが注意!
- 図解は多いが、内容の密度が濃いため咀嚼するのに時間がかかる
- あくまで「技術・原則」に特化しており、情緒的な解説は少なめ
第4選
物語の法則 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (88)
ここが良い!
- 「ヒーローズ・ジャーニー」をベースにした、神話学的な深みがある
- キャラクターの役割(アーキタイプ)が整理されており、キャラ立てに役立つ
- 精神分析的な視点も含まれ、物語がなぜ人の心を打つのかが理解できる
ここが注意!
- 少し抽象的な表現があり、「Save the Cat」よりは難易度が高い
- 神話の構造に当てはめようとしすぎるきらいがある
第5選
フィルム・アート―映画芸術入門―
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (81)
ここが良い!
- 世界中の大学で教科書として採用される、映画学の「正典」
- 撮影、編集、音響、ジャンルなど、映画を構成する要素を網羅
- 実験映画やドキュメンタリーまでカバーする視野の広さ
ここが注意!
- 学術書に近い構成のため、娯楽として読むにはハードルが高い
- 価格が非常に高く、専門的に学びたい人向けの投資となる
第6選
映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:S (87)
ここが良い!
- 「三幕構成」という脚本の基本フォーマットを確立したバイブル
- パラダイム(構成案)の作り方が具体的で、創作の迷いが消える
- プロットポイントの重要性など、物語を加速させるコツが満載
ここが注意!
- 現代のより細分化された脚本術に比べると、古典的でシンプルすぎる
- 文章がやや古風に感じられる部分がある
メモ
失敗しない選び方
- 映画の「作り方」を学びたいなら、まずは目的を明確にしましょう。脚本の型を即戦力で身につけたいなら『SAVE THE CATの法則』が最適です。さらにその基礎となる古典的な構造を知りたいならシド
- フィールドを手に取ってください。映像演出やカット割りの「理屈」を深く知りたいなら『映像の原則』一択です。創作の裏側にある巨匠の思考に触れたいなら『映画術』、学問として映画を体系的に網羅したいなら高価ですが『フィルム
- アート』をおすすめします。キャラクターの心理や深層心理を重視するなら『物語の法則』が強い味方になります。
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